SUPマナー&心得
スタンドアップパドルユニオン(SUPU)では楽しく・安全にSUPを行うために、下記の内容を励行しています。ご理解・ご協力、よろしくお願い致します。
SUPについて
Stand Up Paddle Surfing(以下SUP)は大き目のサーフボードの上に立ち、パドル(オール)を使って推進力を 得て水の上を滑走する比較的新しいマリンスポーツです。SUPは海だけでなく、湖や河川のフィールドでレース、ウェーブ、クルージング、フィッシング等、様々な遊び方があります。
特にSUPフィッシングは日頃サーフィンなどのマリンスポーツを楽しんでいる方だけでなく、釣りを楽しまれている方からも注目が集まっており、愛好家も増加の一途を辿っています。その一方で自然相手であることから危険を伴うことと釣りに関するルール&マナーと心得を理解した上で安全に楽しむことが重要です。
SUPUではSUPを安全に楽しむためのルール&マナーと心得を制定し啓蒙活動を展開しています。
共通 5か条
- SUPを受け入れている、ホームグランドを持ちましょう。知らないポイントに入る場合は、最寄りのサーフショップもしくはローカルサーファー等に問合わせをして、ローカルルールを必ず確認しましょう。
- 腹這いパドルを出来るようにしましょう。(スクール等に必ず組み込んでください。) 混雑時やサーファーが近くにいる時は、腹這いパドルでアウトに出るようにして、威圧感を与えないように心掛けましょう。
- 気象状況の確認(風・波の急激な変化に備える)をしましょう。強いオフショアは特に危険です。沖はさらに強い場合が多いので、十分に注意しましょう。
- リーシュコードは必ず付けましょう。(入水前に傷・不備がないか確認する。新しいもの、ボードに対して長過ぎないものを使いましょう。)
- 自転車、ランチャーの置き場に注意しましょう。自転車キャリアを使用する場合は、フィンは必ず内側にしましょう。
クルージング 4か条
- ●ライフベスト・ライフジャケット等の浮力物は必ず着用しましょう。●往路は体力の1/3、復路は2/3、が必要です。自分の体力を過信しないで、余裕を持ちましょう。
●携帯電話を携行しましょう。
●目立つ色のウエット・帽子・ジャケット等を着用しましょう。
SUPU(日本スタンドアップパドルユニオン)では、漁船から見えにくいという指摘を漁業協同組合から受けていることから、目立つ色のビブスを配布して、沖に漕ぎ出すときは着用してもらうようにしています。(製作中です。)
フィッシング 7か条
- 漁港、定置網、養殖イカダ、操業中の地引網エリア、遊魚船の150m以内には絶対に 近づかないようにしましょう。(事故防止及び職業として漁業を営まれている方達を最優お先しましょう)
- 丘釣りの人の邪魔をしないようにしましょう。(アウトに出る際、アウトから戻る際、丘釣りの人のラインに絡まないよう注意しましょう)
- 漁業権の設定された貝類や海藻類などを獲ることは禁止されています。(漁業法案143条で定められています)
- SUPUでは自然環境の保護の観点から魚種ごとに大まかなリリースサイズを決めて小さい魚はリリース出来ない状態を除き、リリースすることを推奨しています。特にマダイ、ヒラメ、ハタ類は30cm以下を目安としてリリースしましょう。今後も環境や状況によって、具体的な魚種を追記します。
- SUPフィッシングはバランスを取りながら狭いスペースでの釣りですので、ロッドや道具類を海中に落とす可能性があります。
海中に落とすと回収は困難です。
環境に影響するだけでなく、ラインやルアーのフック等でサーファーや海のレジャーを楽しんでいる人達に思わぬ事故や怪我をさせることになりかねないので、ロッドや道具類にリーシュを付けて落下防止を心掛けてください。 - SUPフィッシングする際は必ず事前に各ポイントのルール&マナー及びコンディション、SUPボード、パドルの破損有無を確認しましょう。
不明な点は最寄りのショップ、地元の方に確認し安全に楽しむことを心掛けてください。
ビギナーの方はスクール等で技術と知識を習得し、なるべく単独での釣行は避けましょう。 - 釣行する際は携帯電話を携行しましょう。事故に遭遇、発見した場合の緊急連絡先は118番です。
- 海上で釣り上げた魚をストリンガーに固定し泳がせていると季節やポイント、コンディションによってはシャークアタックに遭遇する危険性があります。なるべくボード上に引き上げるか、クーラーボックスまたはクーラーバッグを活用し危険を回避しましょう。
- 海上、ビーチなど自分たちが楽しむフィールドにごみを放置しない。
- SUPU主催で定期的にSUPフィッシング大会を開催しており、参加者から頂いた参加費用の一部を漁協に寄付し稚魚放流に役立てていただいています。
波乗り 7か条
- SUPで波乗りする人はショートボード・ロングボード・ボディーボードを体験するようにしましょう。サーフィンのルール&マナーを覚えることは必須です。
- SUPでの波乗りはボードコントロールをマスターしてから。スクールや上級者の指導を受けてトライしましょう。
- ポイントでは譲り合いの気持ちを忘れない、笑顔で挨拶を励行しましょう。
- 人が少なく、波に乗れるポイントを選び、サーファーが居るピークには行かないようにしましょう。
- 波待ちは「沖」を向いて、できれば座っての波待ち。常に他人(ショート・ロング・BB等にかかわらず)とは3m以上の距離を確保しましょう。
- ドロップインは厳禁、テイクオフはピーク側から、1wave 1personを守りましょう。ひとつのセットでいくつもの波に乗ろうとしないようにしましょう。たとえ、自分の方が沖から乗ったとしても、ピーク側にサーファーがいる場合にはプルアウトしましょう。
SUPサーフィンは、パドルサーフィンより多くの波を捕れることを自覚し、周囲でサーフィンを楽しまれる方にも配慮し、たくさんの波を譲りましょう!!(SUPしか乗れない波もあると思いますが、すべてのセットにSUPサーファーがアプローチしてしまうとそのポイントに入っているサーファーはどの波にアプローチすれば良いのですか?)
SUPヨガルール心得
- 波高1.5m、風速5m以下で行う。
- 足のつく場所でレッスンを行う。
- 1人最低5キロ以上のアンカーをつけ、ロープと固定して流されないようにする。
- 開催ゲレンデは潮流の影響がなく平水面であること。安全確保が可能な水域で行う。
- 屋外開催の場合、インストラクター1名に対してゲスト4名まで。人数が増える場合アシスタントをつける。
- インストラクターは常に携帯電話など連絡手段を持っておく。
- 参加ゲストの体調には十分に注意し、無理はさせない。
- 主催者は必ず保険加入、参加者も対応する保険に加入する。
- 参加同意書にサイン、検温、消毒を行う。
- ライフジャケットを着用する。もしくは、ボードの上に置いておく。
- AEDがどこにあるか事前に確認しておく。
- 海域のルールやマナー、安全、他のマリンスポーツや、地元の方への配慮を忘れず、レッスンを開催する。
※日本サップヨガ協会安全規定
茅ヶ崎SUPサーフィンルール&マナー(ローカルルール)
ここ茅ヶ崎はサーフィンの発祥地であり、多くの方が海浜でマリンスポーツを楽しまれています。サーフィンを楽しむ方とSUPでサーフィンを楽しむ方がお互いに共存していくためにスタンドアップパドルユニオン(SUPU)では、以下のようにSUPサーフィンのルール&マナーを設置しました。この内容は、同じく茅ヶ崎の海でサーフィンを楽しむ団体NSA茅ヶ崎支部に提案し、事故を未然に防ぐという観点で一致しています。SUPをサーフィンエリアで楽しむため、以下のルール&マナーを守りましょう!!
下記のルールは茅ケ崎におけるショップおよびチーム全てで確定したルールとなります。(2020年11月)
1. 全てのポイントにおいてサーフィン、ボディーボードが多数いるポイントには近づかないこと。
2.SUPでのウェイブライディング禁止エリア
■チサン小屋前から西網の間
■ラチエン前からTバーの間
■裏パーク
■ショップ下
■海水浴場
■西浜
*ポイントがわからない場合は最寄りのショップにお尋ねください。
*クルージングや釣りを目的とした入水は支障ありませんが、沖に出る時には他の妨げにならないようにお願い致します。
その他に下記の項目も、SUPを行う一人ひとりが意識・自覚して楽しむようにしています。
●SUPサーフィンする人のための検定を行っています。
検定内容
① プルアウトができること。(ボードコントロールができること)
② 状況確認・判断が素早くできること。
③ ウォーターリスクマネージメント・水上安全法・消防のAED講習、救急救命講習等のいずれかを受講していること。
④ 自分のレベルを客観的に判断できること。
⑤ などの項目をチェックします。
●自分のところに来た波に乗る、深追いは厳禁。
●ショートの波待ちポイントでは波待ちしない。
●波に乗っている人がいたら、自分が波に巻かれても避ける。(パドルアウト時に進路を邪魔しない。)
●混んでいるところにはパドルアウトしない。
●ノーズガードの装着推奨。
●波の大きな時などはライフジャケットを着る。(常時装着推奨。)
●漁船・岸から釣り人に迷惑にならないように注意する。
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SUPUでは安全を図るためにメンバーによるパトロールを実施します。その際にはご協力よろしくお願い致します。
その他のマナー
その他に下記の項目も、SUPを行う一人ひとりが意識・自覚して楽しむようにしています。
- 自分のところに来た波に乗る、深追いは厳禁。
- ショートの波待ちポイントでは波待ちしない。
- 波に乗っている人がいたら、自分が波に巻かれても避ける。(パドルアウト時に進路を邪魔しない。)
- 混んでいるところにはパドルアウトしない。
- ノーズガードの装着推奨。
- 波の大きな時などはライフジャケットを着る。(常時装着推奨。)
- 漁船・岸から釣り人に迷惑にならないように注意する